あほボケカス

きのうの夕方、家族3人が車で向かった先は郊外の倉庫街。このまえ出したうちの引越し荷物が収められてるところです。

引っ越し先のシアトルへはすぐに使うものを入れた航空便、そして新しい家を買ってから搬送してもらう便、ワインと3種類にわけた。でも実は航空便とともに当座使う用のベッドやダイニングテーブルと椅子なんかの家具も送ってもよかったらしいんだよね。
当座のアパートでは家具をレンタルするしかないなーって思ってたら、周囲の何人もの友人から「え？家具とかなんで送らなかったの？」との指摘を受け大慌て。

老陸、職場の担当の人、引越し会社の人とこの2週間ほど折衝しましたよ。そりゃ面倒だよね。一度詰めた荷物からベッドやなんか取り出してまた梱包。でも今回は海外じゃない。大陸内の引越しだもの。

ってわけでめでたくやってもらえることになり、きのうの夕方倉庫街へ向かったわけ。その車の中で老陸、「インベントリーの紙ある？」って聞くの。え？知らないよ。あなたが封筒に入れて行く直前まで持ってたのは見たけど・・・そしてなんと直前まで持ってた封筒が車の中にない！そう、家に置いて来やがったよ、おっさん。そこで今日のタイトルの「あほボケカス」がでてくるわけね。「直前まで持ってたのに！自分が信じられない！」とわめくのなんの。はじめて老陸のこういうの見たときは驚愕しましたよ。「映画の中で怒ったりわめいたりするアメリカ人は見たことあるけど、本当にいるんだこんな人」ってね。こういうときは黙ってるに限る。言い返せばもっとかえってくるから。「わたし、アルツハイマーかもしれないよー！！！」と叫んでます。いや、あなた昔からそうでしたよ。あれはローマの友人の家にドイツから向かっていた途中のホテル。そこにローマの友人の住所や電話番号が書いてあるアドレス帳忘れたことあったよね？あのころはまだネットも発達しておらず（特に旅さきのドイツ国境付近）、職場の緊急電話にかけたよね。それ意外にもいろいろやらかしてますよね、過去20年。ご心配なく。アルツハイマーじゃなくてそういう忘れん坊な人なんですよ。

とにかく着いてみると別にインベントリーの紙なんかなくったってどうってことないわけよ。アメリカですから。なるようになるの。
トラック後部に詰まってた、フトンカウチやダイニングテーブルなんかを出してもらい終了。あのフトンカウチ（老陸の独身時代からのもの）、今度こそ家を買った暁には粗大ゴミにだしてやる〜！ついでに怒りんぼの老陸も粗大ゴミに・・・と黒い妄想をしながら帰りましたとさ。

アウエーで戦う！

昨日の私の1日を聞いてください！

朝8時、プールの準備をして車に乗り込み、以前住んでいた家の近所のプールへ。老陸、そこで1時間水泳。私はいつもならでフィットネスで走るところだけど挫けてしまいプール横のジャグジーでのんびり。

着替えた後、そこから車で30分のところに住む老陸の従兄の家へ。この日は従兄の娘夫婦と孫、従兄の義父みんなでヴァージニアで一番古いというワイナリー（18世紀創業）へ行くんだというのよ。ワイナリー行くならそれはいいけど、なぜそのまえに1時間も泳ぎたいの？狂ってる。
しかもワイナリー、車で1時間半よ！ジャグジーでほんのりだるくなって車で寝たいけどさ、ときどき話しかけられるからおちおち居眠りでもできない。

そしてワインテイスティング。19種類のワインを30分で試し、3本購入してぶどう畑横でピクニック。なんか昼間飲むと酔うわ・・・あれ？みんな酔ってる！一体誰が帰り運転なわけ〜？車椅子の義父？まさか〜！！！
ちょっと酔ったくらいが英語もなめらかな私。でも帰宅の車のなか爆睡でした。

翌朝、体が欲してる！な気がして納豆ごはんとインスタント味噌汁。ほっとしたわ。
すると奥からわたしを呼ぶ声が・・・

買ったばかりのスリーピングバッグが「あったかいよ！」と大はしゃぎする老陸。やっぱりキャンプにもいかねばならぬ運命か？アメリカ人との結婚生活は修行に近い。

誰か老陸を止めて〜

無事に退去できました。夕方5時までに私たちが退去し、翌日には次に入居する家族が来るって。え？じゃあプロのお掃除とか頼まないわけ？私たちがつけた壁の穴とかいつふさぐの？という疑問がわくけどどうでもいいわ。
 裏庭に咲いてた小陸のひまわり！日陰だからか横に倒れつつもしっかりと咲いてる。1年弱のこの家での思い出。

さ、これで小陸がキャンプから戻るまでの3週間、のんびり・・・と思ったら老陸が「そうだ、この週末キャンプに行こう！」って言うんですよ。引越しの翌週、キャンプ？しかもキャビンとかに泊まるのじゃなく本格的なやつね。狂ってる・・・クルッテル・・・。おっさん、ちゃんと引越し荷物からキャンプ用品（30年もの）をよりわけて車にのせてた。わたし、一緒に行かないとダメ？老妻に「お疲れ様」って言ってエステのチケットとか・・・絶対ありえません！今私がいきたいのはキャンプで森林浴ではなく北京で通ってた盲人按摩よ〜（号泣）。

体力のありすぎるアメリカ人夫につきあうのは普通の体力じゃ無理・・・と結婚20年を迎えようとしている私ですらしみじみ思う・・・。

そして老陸カレッジ同窓会

あわただしくボーイズをおろしたあと、Uターンして今度は老陸のカレッジバディの家へ。

こんな素敵なゲストルーム。3エーカーの土地に立つ豪邸はプール付き。夏でも涼しいから温水だって。

近所に住むもうひとりの大学の同級生夫妻がきて素敵なお庭でディナー。
奥様手作りのケーキにこれまた手作りのフランボワーズのソース。

朝はまた奥様手作りのスコーン。こういうちゃんとした食事をしているアメリカ人もいます！安心しました（笑）。

10年前、パリからNYへの飛行機内でこの同級生と25年ぶりに偶然再会。こんなこともあるんだねー。縁があるってこういうこと。3人とも髪の毛は薄くなってるけど学生時代に戻ってもりあがりました。一人は弁護士、一人は大学教授だって。わたしとは別世界の人だな。
そしていまごろはここの次男がキャンプカウンセラーで頑張ってるキャンプで小陸も楽しい時間をすごしてることでしょう。

筋肉痛の朝は父の日です

朝から小陸張り切りました。
 父の日おめでとう！こういうときアメリカ人は「おお〜」だよね。
 母の日と同じメニューですけど。気持ちですから。ダディのためにOKINAWAのマグで。ダイビング、今年は行けないけどね。

 ダディに優しくしたあとはこれで投げ合いするつもりらしい。昨日の夜に仕込んでたよ。ダディ、がんばってね。お母さんは昨日のオブスタクルレースで身体中筋肉痛。50肩も悪化してるし、昨日のモンキーバーでやられた。ぼろぼろです。